この曲は個人的にはアルバムバージョンの方が好き。それまで崩れるのは無理だろうと思われていたベルリンの壁が壊され,冷戦構造の終わりを告げるような時代が急速に早まっていた時期。
ベルリンの壁を壊したのは政治家じゃない。そこに住むドイツ市民の想いだ。"傷つける事が平気ならソイツの血はきっと熱くない どうした?弱気な顔するなよ お前は何一つ無くしちゃいない"
平和な国で向かうべきところもドイツ市民とは違うけれど,落ち込んだ時にこの歌で励まされた一人です。(わたる)
この曲が発表された年に俺は就職した。理想と現実の狭間に苦悩していた。同じ時期,ビーツもリズム隊が脱退し,マネジメントでもトラブルを抱え,苦しい時期だったらしい。
そんな時期にリリースされたこの曲。この曲で励まされた,救われた,勇気をもらった。秋から始まった,再始動のクラブ・サーキットで新宿パワーステーションでのLIVEが俺にとってのビーツ初LIVEだった。
1曲,1曲を噛みしめるように,客と共にLIVEを演れることを楽しめるのを確認するように見えた。φKIが印象的だった。この年の冬,初めて革ジャンを買った。(zさん)