ARBに「魂こがして」があるように,THE MODS「TWO PUNKS」があるようにTHE STREET BEATSにはこの曲がある!!俺が二十歳も近づいた頃,就職もしないでまだ歌いたくてアコギを買った時,ものすごいリアルにこの歌は響いた。
30歳を近づいた今も更にリアルに響いてる。周りの奴は結婚だ・子供が出来たと大人になっていく中で普通に大人になれない俺。過去,何度ライブでこの曲を聴いて泣いただろうか…。この曲でアコギを買ったようなものなのでオリジナルもバラッドもどちらも好きで思い入れがある。(わたる)
以前,TOUGH HPにも書いたけど,初めてビーツを知るきっかけとなったのがこの曲で,もう今から10数年前のこと。この曲の歌詞と同じ時期だった当時,NHKでやっていた深夜の音楽番組でのLIVEゲスト,それがビーツだった。当時の風貌はおっかない印象が強いφKIだったけれど,この曲の歌詞の一字・一句に衝撃を受けた。当時,ハードコアパンク一辺倒だった俺の音楽観をこの1曲によって変えさせられたのだから。
「日本語歌詞(言葉)の切なさ,大切さ,愛おしさ…」「怒りと衝動」が全てだった俺の音楽価値観が変わったのは事実。個人的にはバラッドよりはオリジナル・バージョンが好きです。(zさん)
俺も22は過ぎたけど,今でも胸に響いてます。現に俺とタメのアコギ仲間数人も去年,「ぼちぼち定職つかねば」と言ってアコギを置いて去ってった。やつらが「大人」になっていくのを見る度「俺もこのままでいいんだろうか?!」なんて思ってしまうこともあるけど,何年,何十年と経った時「今はやってないけど昔はバリバリにやってたんだぜ」とか言って昔を懐かしむだけのオッサンにはなりたくない,という思いが勝った。
俺がこれから作るものは将来「1銭の価値」にもならんかもしれん,けど止めたくない。当然自分らしくいたいから。φKIさんが書いた「約束できない」の詞が後押ししてくれてると言っても過言ではない。地元のBAR,最近は路上などでアコギを構えると,「約束できない」を歌ってます。(慎吾)